日本に於いて絹産業がいかほどのものであったか、
ここ最近のツーリングでずいぶん知る事ができた
上毛カルタの絹に関する札は5枚、
『き』『け』『に』『ま』そして今回で5枚目の札になりますぞ
上毛カルタ『め』
銘仙織り出す伊勢崎市~めいせんおりなすいせさきし~
伊勢崎も富岡・桐生に負けず劣らずな織物の地。
こと伊勢崎銘仙は大正~昭和にかけて人気を博した織物で、
その歴史は江戸時代にまでさかのぼる。
絹糸にならなかった、いわゆるB級品に草木染めを施した
『太織』が起源とされており、明治時代になると
機械化・分業化に伴って伝統的な柄はもちろん、モダンな柄も表現されるようになった。
手頃な値段で買えた事も相まって、たちまち普及したと伝えられている。
また、鉄道の発展も伊勢崎銘仙の普及に拍車をかけた背景にあるようだ。
んん!
右手の街灯は工事中かそれ…まだ灯部分の銅がピカピカだ
これがだんだん緑青で馴染んでくるんだな~
コンチハー
『いせさき明治館』
奥から管理職員さんが軽く説明してくれる
ここは診療所だった建物だそうで、
建造物そのものが展示物になっている
順路は応接室を横切る
和室に洋式家具の組み合わせと、カラフルな銘仙に
大正ロマンを感じつつ…
診療室にも銘仙
お、正面のはなかなかシブイねぇ
紅葉の差し色が鮮やかだ
二階へあがる
南側へ向く廊下は陽当たりよく心地よい
上品に展示されてんね…なんかもっと服装整えときゃ良かったかな
タイミングに因っては銘仙に袖を通す事もできる
昔ここで羽織ってみたけど、結構軽い着心地で
じんわり暖かい…ちょっと硬めな印象だった
出口にはちょっとしたお土産を販売してた
案内してくれた方とぽつぽつ話す
…また来てみよう
お姉さん美人だったしな!!
お姉…じゃない!そしたらね~伊勢崎~