通う度に少しずつ攻略が進む楽しさもアーケードゲームの醍醐味
インターネットが無かった時代には雑誌や交流ノートが攻略の糸口になった
今でこそ様々な攻略方法がまとめられているけども、
当時のノリで筐体の前に座っていきますぞ
ステージ4まで残機アップとステージクリア時の心臓+1ボーナスで
そこそこ安定を保てるようになった
残機を有しつつラストステージへ
このステージは、燃える障害物が突っ込んでくるのみ
タイミングで避けながら進む
小さなお墓?の前で立ち止まって…
仮面から何かモヤのようなモノが吸い込まれていく演出
するとお墓の下から怪物が出現、こいつはラスボスのヘルカオス
出現時に巻き上げる瓦礫が降り注ぐスローモーションの中で、
恐怖と悲しみと怒りで固められた拳を叩き込む時間は
この巨人が倒れ動かなくなるまで続く…
怪物が地に沈むと、仮面へも戻れず行き場を失ったモヤは苦悶の表情で…
やがて霧散していった…
そして顔面に貼り付いた仮面も砕け散って
主人公リックは館を後にする
最終ステージは館からの脱出を描いていたんだなぁ…
例のオルゴール的なテーマ曲が流れスタッフロールへ
この作品はホントに一本のホラー映画を観たような感じで好き
偶然と戦慄と理不尽と悲しみと怒りは、終始無言の主人公だからこそプレイヤーには汲み取れて
この字幕や台詞を一切必要としない作風が傑作たる所以かなと
ラスボスが巻き上げた瓦礫の落下をスローモーションだと感じるのも
この作品に於ける感情の極限が、怒りを越えた先の虚無感を表現した演出だとすら思える
館に火を放ったのも主人公だろな…
これでもかと詰め込まれた怪奇要素と最後まで救われないこの物語はいつまでも
ホラーの王道とは何たるかをプレイヤーの心に刻み続けてくれるだろう
ガッキャーン!
ワーッハッハ! ワーッハッハ! ワーッハッハッハッハ…!
砕け散った仮面が元通りになって、大音量(マジで)の笑い声
最後の最後まできっちりホラーの王道を行くとは畏れ入りましたw
以上、1988年の傑作スプラッターハウスをワンコインクリア達成!
のんびり攻略だったけど何とかクリアへこぎ着けた…
残るはドラゴンスピリットだな~
先は長い!
来週の連休は嬬恋方面へ行ってみるかマグ公!