伊香保を高崎方面へ下ると水沢観音、
さらに下ると、勾配に敷かれた町・箕郷町が広がる。
箕郷町といえば!
豪族・長野氏の箕輪城、
あと日本の火薬庫、相馬ヶ原駐屯地も有名
山沿いに敷かれる直線道路に上り下りの十字路で構成されるメインストリートは
曲がった交差点によってとんでもない場所へ向かわされる
さながらワープゾーンのような、初見殺しの区画である
しかしちょっとしたツーリングには丁度良く、夕涼みがてら出走する事もしばしば
さて目的地へ向かうとしよう!
雲が厚くなってきた…札取り!
上毛カルタ『ま』
繭と生糸は日本一~まゆときいとはにほんいち~
絹と生糸の歴史や、その作り方などを展示するここは県が運営する『日本絹の里』
県内の蚕糸業についての足跡を案内し、
桐生織、伊勢崎銘仙を始めとした織物展示の他、
染め物体験や座繰り体験などの催しもあるようだ。
生糸は、明治初期の海外輸出額の半分を占めており
内3分の1は群馬県産であったとされる。
また、当時は県内の半分以上の世帯が養蚕農家で
ほんの3世代前まで養蚕を担う家庭も多く、
それに付随する桑畑が田んぼと同等の規模で敷かれていた。
上毛カルタに於いて『絹』を読む札は5枚に登る上
"日本"と組み合わされた札は『に』『き』『ま』の3枚もあり、
群馬県にとって、絹産業はそれほど誇らしいものであったと感じられる。
んん!
着物と言えど、浴衣とかも着物に分類されるだろうで
女物に限られる話ではないよな~
などとモゴモゴしつつ館内を見学
館内は小さくまとまっていて、完全バリアフリー
当時の機械が展示されている
今やデジタルでより正確な数字を出せる時代だけど
こう言う計器類は電源関係なく使える強みがあるのではと思ってしまう
座繰機…あ!
それ糸繰りの一部だったんかぁ~
玄関で皿置きに使ってたわそれ…
大型の機織りも展示保存されている
郷土の産業も今は昔…だが、そんなイメージが
職人の数を減らしているのかも知れない
とは言え、それだけでは食っていけないとか
そこだけでは無いんだろな…
吹き抜けになっている着物の展示室
品のいいベンチも置いてあった
シーズンごとの特別展示だそう
なかなかモダンな印象だねぇ…
館内東側にはお土産コーナーと軽食をいただけるスペースがある
ワッフル気になったけど、うどん食ってきちゃった…
こう言った郷土の事を調べたり話を聞いたり、
知識を得る系の楽しさは歳をとっても変わらないもんです
さて雨が降る前に引き上げようぜ~マグ公!
今度はワッフル食べにきますよ~