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バイクの整備手帳など趣味のブログ

上毛マグナカルタ ~20枚目~ 『て』

群馬県には『上毛高原駅』というのがある

 

JRの駅なので当然駅舎に駅名の看板が掲げられているのだが、

 

この上毛高原駅というのは仮の駅名なのだ

 

もともと『月夜野駅』となるハズが、その知名度の低さからピンと来ないとかで

 

当面は上毛高原駅なのだそう

 

…なんじゃそりゃw

 

そんな月夜野、最近では『月夜野焼』なる焼物も盛んで

 

ウチにも2ツ3ツある

 

月夜野焼の一輪挿し

この緑青色が気に入った!

手触りが良い陶器は、磁器よりも好きだなぁ

 

ままま、月夜野上毛高原駅は仕事でお世話になったくらいで

 

個人的に出掛けた事は無かった土地、

 

今日は月夜野を巡ってみようぜ~と出走!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

んん

 

 

軽く迷子wwww

 

 

大きい通りは解るし、帰り方もわかる

 

方角もわかる…

 

何て言うの、、、目的地への進入経路がわからん、、、

 

ダメだ、適当に走ってたら何度でも幹線道に戻されるぞこれ

 

 

 

何とか到着

 

閑静な住宅街にあるここは『茂左衛門地蔵尊千日堂』

 

記事の見出しはナンバリングに編集しておくとして札取りです

 

 

上毛かるた『て』

 

天下の義人 茂左衛門 ~てんかのぎじん もざえもん~

 

上毛カルタには、偉人札 と呼ばれる札が4枚あり

『こ』『ほ』『へ』『わ』がその札になっており

それぞれ内村鑑三田山花袋新島襄関孝和とされる

じゃあ船津伝次平やこの茂左衛門はどうなるのかというと

『れ』の札の新田義貞よろしく、

歴史的出来事に由来する 歴史札 に分類されている。

茂左衛門は『杉木』という姓の百姓で、

重税に苦しむ百姓衆を救うべく自ら訴状を持って江戸へ向かい

見事に使命を果たし、反逆罪で磔刑に処されてその生涯を終えた。

百姓と領民たちはこの事実を永く讃え祀って、後に建てられたのがこの千日堂だそう。

…なんでこんな住宅街に紛れてるのか解らなかったけど

そういう話ならばこの立地条件にも頷ける。

月夜野町利根郡水上町の地名だが、折からの町村合併で2005年に消滅したとされているものの

上牧温泉をはじめ、月夜野びーどろパークと

先の焼物をおこした月夜野焼祐太郎窯、

そして群馬県北部への拠点的な立地は水上町観光の足掛かりになっている。

 

 

お堂の脇から外れた所に文章があった

 

文を読むと、保身によっていい立場だったんじゃないかと思える…

 

後世を憂う心がそうさせたとかかなぁ…

 

おいそれと真似できる事じゃあないけども、

 

今ならいける!てタイミングはあるもんです

 

敷地西側には集落を見下ろす鐘楼

 

…もっとアンテナ張ってこうぜ、マグ公!

 

『義』てのはひとつの道かも知れないな~

 

またな月夜野、今度は迷子にならずに来るかんね~