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バイクの整備手帳など趣味のブログ

上毛マグナカルタ ~42枚目~ 『ひ』

高崎に入ると視界が開けて四方が山に囲まれているのがわかる

 

小高い丘の中にその姿は突如現れ、電車だろうが航空機だろうが

問答無用で視界に入る高崎の守護神、白衣観音のもとへ向かおう!

 

 

上毛カルタ『ひ』

 

白衣観音慈悲の御手~びゃくえかんのんじひのみて~

 

この地に白衣観音像が建立されたのは昭和11年(1936年)、

建立当時は東洋一の高さ(41m)だったそうで

国の指定文化財として登録された。

観音山の麓には護国神社があり、その慰霊と

高崎市の安寧が祈願されている。

こと観音菩薩は根本五印の施無畏(せむい)という印相で

これは"畏れ無きを施す"を意味し、衆生に身近な菩薩である雰囲気を醸しているが

この白衣観音は巻物を両手で持った造形になっており

また、その持ち方には菩薩離れしたエレガントさが垣間見え、

極めて淑女的な上品さがある。

 

 

んん!

 

 

さて、この白衣観音は胎内に入る事ができ、

41mは9階層建てという造り

 

拝観料を支払ってな!

 

 

胎内には石膏(コンクリ?)製の仏像が並んでいる

釈迦三尊や阿弥陀三尊以外、あまり法則性は無いようだ

誕生月の守護仏とか…かも?

 

 

閻魔王道教色が強いし愛染明王密教の仏、帝釈天や摩利支天もいたから

やっぱり色々な仏さんと言うだけかも知れない

メジャーな仏像が各階層で20体近く並ぶ中、

 

 

最上層部には小さな白衣観音像がある

いわゆるプロップとか原型なのかな

…ん?

 

東日本大震災に於いて、この白衣観音像自体に損傷は見られなかったが

この小さい白衣観音像には亀裂が入っていました(中略)』

 

 

この部分に亀裂が…

 

何か旨いモノ食ったりして、その身代わりしてもらおうかな

身代わりも辛い事ばかりじゃあなァ…

 

 

胎内巡りは階段で往来、その途中には

上毛三山や市街地を臨む見晴らしと換気を兼ねて

所々に小窓が設けられている

 

 

北側に向く窓からは榛名山武尊山

 

 

東側は赤城山高崎市街地を一望

 

 

西側の向こうに妙義山と、浅間山がうっすら見える

…ほぼ山だな…

ままま、おかげで山道へのアクセスがすこぶる良い!

 

 

仏像いろいろ見たけど、観音菩薩に限っては

高崎の白衣観音はなかなか美人だと思うなぁ

…長くなりそうw

 

キリにしよう!!

 

 

観音さま、いずれまた!